マイホームのひと工夫!90㎝幅の洗面台をおススメする理由

900サイズの洗面台

うがいや手洗い、身だしなみ整えるために欠かせない洗面台。
既製品の洗面台は、標準的には75㎝幅が多いと思います。
この洗面台を90㎝幅にサイズアップすると使い勝手が格段に良くなります!というのが今回のお話です。
毎日使う洗面台について、我が家の実例も交えてご紹介します。

スポンサーリンク

迷うなら既製品の洗面台!

洗面台に関しては『既製品にしようか?造作にしようか?』ということが論点になりがちです。
タイルの造作洗面台も素敵ですが、迷うぐらいなら既製品の洗面台をおススメしています。
既製品の洗面台の方が日常のお手入れが楽ですし、収納もしっかり確保されています。何より、お値段もリーズナブル。
そんな既製品の洗面台ですが、私はサイズアップして90㎝幅にすることをおススメしています。

我が家の90㎝幅の洗面台
スポンサーリンク

なぜ、洗面台は75㎝幅が一般的なのか?

一般的に75㎝幅が多い洗面台。
これはハウスメーカーのコストパフォーマンスを追求した結果、たどり着いた答えだと思っています。
使い勝手に支障をきたさないギリギリのサイズが、この75㎝だったのでしょう。

実はこの75㎝幅の洗面台は、脱衣室に洗濯機と並んで置かれれる場合が多いです。
このレイアウトを一般的な大きさの脱衣室に入れた場合、洗面台と洗濯機の間には15㎝以上の隙間が空きます。
洗濯機のサイズによっては20㎝程度空きますので、隙間用の収納や薄型の洗濯カゴを入れるスペースになります。しかし、そのぐらいの使い道しかないのです。
であれば、洗面台を思い切って15㎝大きい90㎝サイズにしてしまいましょう。

洗面台が90㎝幅なら隙間はほとんどない

メリットしかない!90㎝幅の洗面台

75㎝幅の洗面台より15㎝だけ大きい90㎝幅。
実はこの15㎝が周囲への水の飛び散りを防ぐ大きな効果を発揮します。

引っ越し前のアパートの洗面台が75㎝幅だったので、手を洗ったりすると飛び散っていました。そうならないように、結構気を使ったりしたものです。
それがマイホームでは、ほとんど気にしなくても壁に水が飛び散ることがありません。
我が家には3歳児もいるのですが、それでも壁が濡れることは稀です。
水の飛び散りに関しては、物理的に距離が伸びたことでの効果もありますが、洗面スペースが広がったことで無理のない姿勢で使えるようになったこともあります。

そして忘れがちですが、15㎝分収納量もアップしています。
洗面台の下はもちろん鏡の裏の収納も、それぞれ幅15㎝ずつ増えているのです。
75㎝の洗面台と洗濯機の間に隙間収納を買っても、ここまでの収納量を確保することはできません。
買い置きの洗剤なんかはほとんど入ってしまいます。

収納1段にこのぐらいは詰め込める!

その他にも、洗面台にこのぐらいの幅があると、漬け置き洗いなど洗濯用途でも使いやすいです。
また、新生児のいるご家庭では沐浴用のベビーバスを使うのですが、90㎝幅の洗面台ならすっぽり収まります。お風呂で使うと腰が痛いし、キッチンはその都度片づけないといけないので意外と便利です。
いずれにしても、この15㎝アップを侮ってはいけません。

どのぐらい値段が違うの?

90㎝幅の洗面台に興味を持っていただけたと思いますが、サイズアップすることどのぐらい金額が変わってくるのでしょう?
TOTO『オクターブ』で比較してみます。

定価で4万円ぐらいの違いなので、実際は2万円もあればアップグレードできる内容です。
住宅のオプションの中では、かなりリーズナブルですが効果は高いと思っています。

まとめ

洗面化粧台の幅を90㎝にすることで様々なメリットが発生しますが、特に下の3つの効果が大きいです。

  • 周囲への飛び散りを防ぐ
  • 収納量のアップ
  • 洗濯や乳児の沐浴など用途が広がる

洗面台の幅を確保することで、暮らしの質を高める効果があります。
心に余裕を持つことにもつながり、一日を気持ちよく過ごせるのでおススメの提案です。
お値段もほとんど変わりませんので、ぜひご参考になさってください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました