我が家のキッチンはクリナップのSTEDIA(ステディア)を採用しています。
ステンレスに定評のあるクリナップ。
せっかくなので、ワークトップはステンレスのヘアラインを選びました。
傷が付きやすそうだなと思いながら、1年使いましたので感想と記録を残したいと思います。
クリナップを選んだ理由
マイホームのキッチンメーカーが多々ある中、なぜクリナップを選んだのか?
我が家のキッチンは奥様が選んでいますが、その理由としては「木以外がいい」とのこと。
実はほとんどのキッチン、その内部は合板やパーティクルボードなど、木製の材料で構成されています。
そのため、湿気に弱かったりカビや虫の害といったデメリットも少なからずあります。
その分リーズナブルなんですが。
とは言うものの、水に触れる部分は必ずステンレスや人造大理石などが使われており、扉の表面材なども水に強いものが採用されているので、品質で劣るということはありません。
ただ、見えない部分だからこそしっかりしたものにしたいという要望は少なからずあるもの。
私の奥様も心配症なので、ここだけは譲れないポイントということでした。
キッチンの内部構造が木材以外となると、メーカーというのは限られてきます。
大手キッチンメーカーですと、おおむね2社に絞られます。
1つはホーローが得意なタカラスタンダード。
2つ目はステンレスが得意なクリナップとなります。
ここからは好みの問題で、我が家はクリナップを選んだというわけです。
どうせなら外観からもステンレスを感じたい
ステンレスキッチンを売りにしているクリナップを選んだわけですが、どうせなら外観からもステンレスを感じたい。これは私の希望でした。
そこで、ワークトップ(天板)をステンレス、しかもヘアライン仕上げを選びました。
ステンレスのワークトップと言えば、エンボス加工が一般的。
凹凸があることで傷が付きにくく、付いても目立ちにくいのが特徴です。
ただ、個人的な感想としては野暮ったい・・・
昔からあるので古臭いイメージもあります。
私たちが選んだステディアはクリナップの中でも中グレード。
そのため、選べる素材も限られます。
実は私たちがショールームへ行く直前まで、ステディアのステンレスワークトップはエンボスだけでした。
ところが、新たにヘアライン仕上げが追加されたとのことで、スッキリとした見た目からこちらを選びました。
今、クリナップのHPを見たら選べるワークトップが増えてますね。
本当はバイブレーション仕上がカッコよかったのですが、上位グレードのセントロだけの採用だったので諦めました。1年たったら選べるようになってる。うらやましい・・・
ヘアライン仕上げの天敵『傷』
ヘアライン仕上げの特徴としては、一方向への細いライン(ヘアライン)を施すことでの美しさ。
金属的な光沢を残しながらスッキリと仕上がるため、身の回りの金属製品にも多く取り入れられています。
このヘアラインが少々の傷であれば目立たなくさせる反面、ヘアラインの方向と違う傷は目立ってしまうのがデメリット。
おそらく、先ほどのワークトップ5種の中でも一番傷が目立つと思います。
傷を気にする方はエンボスやコイニングを選ばれた方がいいです。
ステンレスにこだわらなければ人造大理石や、最近ではセラミックなどもあります。
でも我が家はクリナップのコンセプトと見た目から、ステンレスのヘアラインを選びました。
1年でどれほど傷が付くのか?
新しい家に住み始めてちょうど一年。
ステンレスヘアラインのワークトップには、どれほどの傷がついているのか?
極端に大きな傷はついてないものの、やはりヘアライン方向以外の傷は見えてしまいます。
それでも光の当たり方にもよるので、普段使いではまったく気にしていません。
夫婦ともに「傷は付くもの」という前提で選んでいるのもあると思いますが。
傷がついても機能には全く影響ありませんし、このぐらいでは錆びることも無いです。
ステンレスの素材感は生きていますし、傷も味わいと捉えています。
考え方次第ですかね。
まとめ
ステンレスワークトップは傷が付くのが当たり前。
気になるようであれば、コイニングやドットを選ばれるといいでしょう。
ヘアラインを選ぶ場合は傷が目立ちますが、生活の中では気にならないレベル。
傷も味わいと捉えて、ステンレスの質感を楽しむようにしましょう。
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