タイヤ痕が気にならない!駐車場コンクリートの洗い出し仕上

駐車場をコンクリートにすることは一般的かと思いますが、使っているうちにどうしてもタイヤ痕などの汚れが気になりますよね。
私の家も駐車場はコンクリートを使いましたが、汚れ対策として洗い出し仕上を採用しています。一般的な金ゴテ仕上げのところもあるので、汚れ方の比較検討の参考なるかと思います。

コンクリート金ゴテ仕上げのタイヤ汚れ
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コンクリートの仕上げ方の違い

コンクリートの一般的な仕上げ方として、金ゴテ仕上げがあります。その名の通り、コンクリートの打設後に金属製のコテで抑えるというもの。
特徴としては平滑で、光沢感のある美しい仕上がりとなります。
特に注文しなければ、金ゴテ仕上げになるのが一般的です。

それに対して、洗い出しという方法があります。
コンクリートの洗い出しは、打設後に流水によって表面のコンクリートを洗い流し、砂利などの骨材を露出させる仕上げ方です。

年数がたったコンクリートも自然とこのように変化しますが、人工的なコンクリートに表情を持たせ味わいを出させる技術です。

洗い出し(上)と金ゴテ(下)の違い
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洗い出しを採用する理由

洗い出しを採用する理由としては、コンクリートの表情に変化を持たせること。
無機質なコンクリートに味わいが出ますので、ナチュラルな外構デザインにも合わせやすくなります。

そして私が採用した最大の理由は、汚れが目立たないこと。
コンクリート表面に骨材が露出していることで凹凸があり、タイヤの摩擦による汚れも目立たなくなります。
また、コンクリートの特性として、大なり小なりひび割れが出てしまいます。施工技術にもよりますが、全くの0にすることはできないと思った方がいいです。その点、洗い出しであれば初めから仕上げが粗いので、細かなひび割れは気になりません。

手前がタイヤ痕のついた金ゴテ仕上げ

上記の写真のように、金ゴテ仕上げには明らかにタイヤ痕が付きますが、洗い出し部分は全く気になりません。
コンクリートが白くてきれいなのは、入居する前までです。住みだしたら、すぐにこのようになります。

化粧砂利の洗い出しは別格

コンクリートの洗い出しについては、手間はそれほどかかりません。コンクリートが乾く前に、表面を高圧洗浄で洗い流すだけになります。※簡単な方法として
他にも、化粧砂利の洗い出しという仕上げ方がありますが、こちらは手間がかかりますのでお値段も高くなります。

ポーチ部分は化粧砂利の洗い出し

我が家の玄関ポーチには化粧砂利の洗い出しを採用しています。
こちらは左官屋さんの技術によるもので、仕上げのモルタルに化粧砂利を混ぜたものです。駐車場部分とは違い、表面を丁寧に拭き取ることで砂利を洗い出しています。
我が家の場合は、淡路産の錆び色砂利を選びました。このあたりは、選ぶ砂利の産地などで色味や見た目の雰囲気も変わってきます。もちろん、お値段ピンキリでも変わりますのでご注意を。
砂利の選定に関しては、なかなかイメージが付きにくいので、左官屋さんに相談するのがいいでしょう。

化粧砂利の洗い出し(左)とコンクリートの洗い出し(右)

まとめ

駐車場をコンクリートで固める場合も、汚れが気になるのであれば洗い出しがおすすめです。
コンクリートの洗い出しは、硬化前に表面を高圧洗浄することで骨材である砂利を露出させます。
金ゴテ仕上げと違い、表目が粗く味のある見た目となります。
お値段もそれほどかかりませんので、駐車場を検討中の方は参考にしていただけたらと思います。

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