どんなに気を使っていても、虫は家の中に入ってくる。特に夏が近づくと、ほんのちょっと玄関を開けたすきに入って来るので困ったものです。
そこで、玄関先に『虫コナーズ』を吊り下げることを計画。その方法をいろいろと考察してみました。
今回は、我が家の『虫コナーズ』の吊り下げ方法についてご紹介します。
『虫コナーズ』とは?
別に虫コナーズでなくてもいいのですが、目的は蚊などの侵入を防ぐことです。
その目的から、玄関の外に吊り下げる必要があります。
今回購入したのはKINCHOの『虫コナーズ』です。主成分はピレスロイド系薬剤。
何だか危なそうな名前の薬剤ですが、植物の『除虫菊』から抽出される成分です。
ピレスロイドとは、天然の除虫菊乾花から抽出された殺虫成分“ピレトリン”と、これとよく似た化学構造をもつ合成化合物を総称した言葉です。その特長は、温血動物に対する毒性が低く、生体内での分解、排泄が極めて速いので慢性毒性などの心配が少ないことです。殺虫特性は極めて速効性に富み、最近では致死力の優れたものも実用化されています。また、ピレスロイドは残留、生物濃縮など、二次的環境汚染のおそれも少なく、現代社会における理想的な殺虫剤といえます。
KINCHO HPより
ちなみに、KINCHO/金鳥は商標名であり、会社名は大日本除虫菊。
その名の通り、除虫菊を原料とする製品を作る会社なのです。
玄関ドアの取っ手に引っ掛ける
真っ先に思いつくのは、玄関ドアの取っ手に引っ掛けること。
これは虫コナーズの使用方法としてオフィシャルに紹介されている方法です。
実際、そのための吊り下げ用バンドもセット内容に含まれています。
これが一番お手軽なのですが、見た目的にいまいちなのは承知の上。それでも、我が家の場合は取っ手に吊り下げることはしませんでした。
と、言うのも。
我が家の玄関ドアは、ストレートタイプを選んでおり、少し引いて開閉させる仕組み。
その引いたときの可動部が、ちょうど虫コーナーズのバンドと同じ位置になるのです。
玄関を開け閉めする際にバンドを挟んでしまいそうだし、形状としてぶら下がった状態があまりよろしくないような。
なので、今回は別の方法を検討することにします。
玄関ドアに貼り付ける
ネット検索していると、玄関ドアに貼り付けている方もいるようですね。
ただし、両面テープなどで貼り付けてしまうのではなく、マグネットを使って貼り付けるというもの。
これだと取り換えも楽だし、ドアの表面を傷めることも無さそう。
早速、100均へ行ってマグネットシートを購入。
片面がテープになっているので、長さを合わせてカット。虫コナーズに直接貼り付けてみました。
さて、玄関ドアに貼り付けようと思ったら「あれ?くっつかない?」
この方法に踏み切る前にマグネットが付くかを試したのだが、それは室内側の部分。
ドアの構造的に基本はスチールなのだろうが、外側は木目調で実は磁石がくっつかなかった。
マンションなどのスチールドアなら、この方法で良かったのだろうけど。。。
今回も失敗。
コマンドフックで吊り下げる
最後は一番確実な『どこかに吊り下げる作戦』
ただ、吊り下げるためにはフックを取り付けなければいけなのだが、ドアや外壁を傷めることはしたくない。
そこで、思い出したのが3Mのコマンドシリーズ。
コマンドタブは子供の写真や絵を貼り付けるため、室内では多用していました。
そのコマンドにはフックタイプがあり、さらに屋外用途のものがいくつかあるようです。
3Mのコマンドがいい所は、貼ってはがせること。
貼り付けた場所を傷めない、ということが最大の利点です。
我が家の玄関先は、雨除けを兼ねてカーポートを差し込んでいます。
今回は玄関ドアの上あたり。このカーポート側に取付をしようと思います。
カーポートはアルミ製なのでコマンドフックも貼り付きやすいはず。何より不具合があっても目立たなくていいと思いました。
どうでしょう?
ポーチライトと位置を合わせてみました。
屋根の厚みより、コマンドフックの方が大きいのが気になります。これなら、屋根の下面に直接貼っても良かったかもしれません。
本当はカーポート屋根の側面、見えない位置に直接貼りたかったのですが。コマンドタブの屋外用は無いんですね。3Mさん、ぜひ作っていただきたい!
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