各金融機関が提供する住宅ローンは、店頭に表示していない低い金利が確かに存在する。
ネット銀行なども、最近では住宅ローンのシェアが大きく成長してきており、実店舗よりも低金利なものが多く出回っている。
住宅ローンを借りて10年程度経っている方は、これら低金利の住宅ローンに借り換えることで、これから先の支払総額をぐっと抑えることができる。
◆一般には知られていない裏金利
各金融機関には、一般には公表していない裏金利が存在する。
裏金利というと何か悪いことのようにも思うが、公表していないだけでお客様の内容によって提案する金利が変わってくるというもの。
わかりやすい例が、一流上場企業の役員と零細企業の社員とでは、やはり信用に差があるため、銀行が『どちらに貸したいか』ということは想像できると思う。
銀行内でも担当者レベルで対応できる範囲や、支店長決済などで対応できる範囲など、その内容もさまざまである。
このあたりは、先ほども書いた信用と共に、銀行への交渉も重要となってくる。
信用に関しては、今すぐにはどうすることもできないが、交渉に関しては知識と経験があれば低金利にたどり着くことは可能である。
◆ネット銀行は圧倒的低金利
ネット銀行は実店舗を必要としないことや、対応する人件費を削減できるなど、コスト面を抑えることができるため、驚くような低金利が実現できる。
実際0.5%を切るような住宅ローン金利が、ネット上にはゴロゴロしている。
ネット銀行には実店舗のように『交渉』によって金利を下げるということは無いが、その分圧倒的な低金利の商品を公表していうことがポイント。
しかし、多数ある低金利の住宅ローンの中から、本当にお得な住宅ローンが何なのかを判断するのはなかなか難しい。
◆『低金利』と『安い』は別問題
住宅ローンには表面的な金利の他に、各種手数料などもかかってくる。
これらを総合的に判断しなければ、本当にお得な住宅ローンにはたどり着かない。
表立って表示されているのは、金利であって、手数料や諸経費といったものは、かなりがんばらないと見つけられない。
あるいは資料請求しないとわからなかったりもする。
こういった判断はやはり素人には難しく、専門でやっている人でないと本当にお得な住宅ローンを見極めることは難しい。
もし住宅ローンの借り換えを考えているのであれば、ぜひ第三者的なプロに仲介してもらう方が、あとあと公開しなくていいかもしれない。
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