価格高騰!太陽光発電の活用法で電気代を節約

SNSを含め、世間では電気代が高騰しているとの話が飛び交っています。
我が家も気にしていませんでしたが、去年に比べて倍近くの請求が来ました。
電気代の何が高騰しているのか?
電気代を節約する方法はあるのか?
これらについて検証してみようと思います。

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我が家は昨年比1.7倍!

まずは、我が家の電気代をお伝えします。
2023年1月分の請求は32,523円!
昨年同月は18,731円だったので、1.7倍の請求です。
これでも四国電力管内なので、他に比べれば安いと思いますが。

2023年1月分
2022年1月分

電気の使用量は昨年668kwhだったのが838kwhへ増えています。
これは、2人目の子供が生まれたこともあり、昼間の電力を中心に全体の使用量は増加しています。
今年は寒いこともあるでしょうが。
それでも、使用量ベースでは1.25倍。
一体何が増えたのか不思議に思って、明細を見比べてみました。

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最大の上昇は燃料費調整額

基本使用料は1年前と変更はありません。
電気の単価は平日夜間・休日が1円程度の上昇、平日昼間の単価で4円ぐらい上がっています。
単価の変更による、我が家の負担は1.2倍程度の上昇です。

問題は燃料費調整額です。
昨年は774円だったものが9720円まで急激に上がっています。
燃料費調整費単価は2022年1月分で1.16円/kwhですが2023年1月で11.60円/kwhと1桁変わっています。

燃料調整費単価

そもそも燃料費調整額とは、燃料調達のコストによって変動するものであり、昨今のウクライナ危機などで原油やガスの調達が世界的に難しくなっているのはご存知でしょう。
よほど劇的に世の中が変わらない限り、燃料費調整額は大きく下がらないと思われます。

燃料費調整単価については、政府の補助が適応されますので、今後は7円/kwhほど下がります。
四国電力も1月分の11.60円/kwhから、2月分は5.15円/kwhに下がるようです。
我が家の場合、来月も600kwhぐらいの電気を使用するのであれば、3870円は電気代が下がる計算になります。

新電力などに切り替えるか?

それでも、昨年比で最低1万円ぐらいは電気代が上がることは覚悟しておいた方がいいですね。
電力の使用量が多い、寒い地域の方ならなおさらです。

そこで検討したいのが、電気代の安い新電力への切り替えです。
数年前より、大手電力会社以外にも電力の小売りが可能となり、新しい電力会社が出てきました。
消費者としても、より安い電力を選ぶことが可能になっているのです。

電力会社を切り替えると聞くと大変なように感じますが、手続き上の問題なので意外と簡単。
新しい電線を引っ張るわけではなく、今まで通り電気を使って支払先が変わるというイメージです。
電力会社を切り替えるだけで、数千円は電気代の節約になる可能性があります。
気になる方は無料でできる比較シミュレーションを試してみてはいかがでしょうか?

太陽光で積極的に節電

もっと積極的に電気代を節約したいのであれば太陽光発電は必須です。
ただし、売電収入で家庭の収入を増やしましょう!という単純なものではありません。
一時期はFITによる売電重視のブームがありましたが、東京電力の売電単価は8.5円/kwhまで下がっています。それに対して買電単価は29円/kwh程度。
発電した分を自家消費するほうが電気代の節約になります。
それなら、太陽光で作った電気を売らずに、自分の家で使った方が高い電気を買わずに済むので圧倒的にお得ということです。

ただし、これにはちょっとしたコツが必要になります。
太陽光発電は太陽の出ている日中にしか発電しません。
昼間、仕事に出ていたりと、日中家にいないのであれば自家消費率は下がります。
そこで効果的なのは蓄電池で、昼間発電した電気を夜間に使えれば効果的です。
ただし、蓄電池はまだまだ金額が高いのがネックになります。

そこで簡単に昼間に電気使用量をシフトさせる方法として、エコキュートの設定変更があります。
基本的には電気代の安い深夜にお湯を作るエコキュートですが、太陽光発電があるのなら昼間に沸き上げをしてしまえば、その分電気を買わずに済むのです。

エコキュートの沸き上げに必要な電力は1日当たり12kwh程度です。
これを太陽光発電の電気を使えば、タダになります。
東京電力の夜トクプランであれば深夜電力単価は21円。
1ヶ月で20日ほど晴れだとすれば、月の消費電力は240kwhがタダで使えるため、約5000円の電気代削減となります。
同じ量を売電しても2000円程度にしかなりませんので、いかに自家消費がお得かがわかります。

同じ要領で、洗濯乾燥機やエアコンなどの家電に関してもタイマー設定で日中に稼働するようにしておけば、さらに電気代の節約になります。
それでも余った電力は売電するので、収入として返ってきます。

太陽光発電の業者を探すなら、一括見積もありますので活用してみてはいかがでしょうか?

まとめ

電気代高騰の原因は燃料費調整額です。
昨年と比べて桁が違うほどです。
政府の補助により緩和はされますが、燃料確保が難しいことに変わりはなく、以前と同程度の電気代に下がる可能性は低いです。

積極的に電気代を節約するのであれば、新電力へ切り替えるのも一つの手です。
簡単に節約効果が出ます。

また、根本的な対策としては太陽光発電を使うこと。
それも、売電するのではなく、なるべく自家消費をして高い電気を買わないようにしましょう。
そのために蓄電池は有効ですが、手軽な対策としてはエコキュートの沸き上げ時間を昼間に変更するだけで5000円程度の削減効果があります。

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