住宅用火災報知器が勝手に鳴る!10年以上経過して電池切れのお知らせ問題

火災報知器、火災警報機、煙感知器などと呼ばれることもあるが、最近の住宅であれば必ずついている住宅用火災報知器。この火災報知器は現在では消防法で設置が義務付けられています。
この火災報知器、電池式の場合がほとんどです。当然ですが永遠に電池が持つわけでなく、いつかは電池が切れるのです。知らない間に電池が切れても困るので、電池が切れる直前には必ず警報音で教えてくれます。
これを知らないと、何事かとビックリしてしまうわけですが。

パナソニックHPより

当然ですが、機械なので耐用年数があります。
住宅用火災警報器の大手であるパナソニックによると、設置して約10年が交換の目安とあります。
電池の寿命に加え、部品の劣化もあるので、正しく火災を検知するためには定期的な交換が必要なのです。リチウム電池の寿命については、10年程度と設定されています。

この火災報知器が新築住宅に設置することが義務化されたのが2006年ですので、古いものはすでに15年が経過していることになります。
今まではあまりなかったのですが、ここ最近では「警報音が止まらない」という連絡をもらうことが増えてきました。ここから順次電池が切れ始めるのは間違いないです。

警報音の止め方としては、電池を抜くのが一番です。警報機自体をくるりと回してやると、誰でも簡単に外れます。あとは電池を抜くだけ。
これで警報音は止まります。

抜いた電池を交換することもできますが、結構なお値段になります。耐用年数を経過している可能性も高いので、電池交換をするぐらいなら器具ごと交換した方がいいでしょう。
器具の交換はドライバー一本あれば、誰でも交換できるようになっています。電気工事ではありませんので、感電の心配もありません。
ですが、天井に付いていたりと、自分で作業が難しい場合はハウスメーカーや工務店、あるいはホームセンターなどで相談してみましょう。

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