SketchUp Freeは初心者でも簡単に使える3Dモデリングソフト。
それでも、進めていくうちに使い方がわからないことは出てくるもの。しかも、まわりに聞ける人がいなかったりしますよね?
今回はスケッチアップFreeの使い方が学べるテキストを紹介します。
その名も、SketchUpパーフェクト「作図実践+テクニック編」です。
SketchUpパーフェクト「作図実践+テクニック編」
テキストの内容を目次に沿ってご紹介します。
chapter 1 SketchUpを使うための準備
SketchUp Freeを使うためには、Trimble IDを取得してアカウントを作る必要があります。
少々わかりにくい作業ですが、はじめの一歩から手厚くサポートしてくれます。
他にも、画面のインターフェースについて解説しており、どの機能がどこに格納されているのかが一目でわかるようになっています。
操作に迷ったら、一旦このページに戻ってくるといいかもしれません。
chapter 2 基本操作と必須ツール
ここでは基本操作について、ツールの使い方を個別に解説をしてくれます。
線の引き方に始まり、定番の『プッシュ・プル』ツール。グループ化やコンポーネントなど、使えるツールの一通りは学習できると思います。
chapter 3 マグカップの作成
ここからは実践編になります。
マグカップを作りながら、操作の流れを学習できます。
モデリングが完成したら、最後は印刷や画像出力までを行います。
chapter 4 戸建て住宅の作成
より実践的な内容として、戸建て住宅を例に一通り作っていきます。
ここで作る戸建住宅は、平面図を作成したのち壁を立ち上げる方法。
外観モデルだけではなく、内部も作り込みたい方に最適の内容となっています。
あわせて、サッシなどのパーツの作り方やその調整方法まで、かなり細かいところまで解説してくれます。
私のパリッと解説『スケッチアップ』講座よりも、一歩踏み込んだ内容となっています。
chapter 5 モデリング実践テクニック
最後は、より高度なテクニックについての解説です。
球体や曲面の取り扱いから、作ったモデルへの画像貼り付けといったマニアックな操作まで。
一度目を通しておくと、スケッチアップの可能性がより広がると思います。
他にも寄棟屋根や切妻屋根の作り方も解説されています。
私が解説している内容とは、また違った方法なので参考になるかと思います。
テキスト内容の総評
このテキストは画面キャプチャーを細かく配置してくれていますので、テキストを見るだけでも使い方を理解しやすい。技術的には、基礎からマニアックなテクニックまで網羅されており、実践に則した流れで学習することができます。
以前紹介した『やさしく学ぶSketchUp』の内容は網羅されていますので、初心者から中級者向けの最適なテキストに仕上がっています。
今回ご紹介したSketchUpパーフェクト「作図実践+テクニック編」の発刊は2019年8月と比較的新しく、対応ソフトもSketchUp FreeとPro2019となっています。
Pro版のテキストは他にもいくつか出ていますが、スケッチアップFreeの使い方が学べるテキストとして、現段階で最もおススメできる内容です。
これからスケッチアップを使ってみようと思っている方は、この1冊を持っておくだけで十分役に立つと思います。
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