『ココナラ』はスキルを手軽に売買できるサービスとして、ここ最近では定着してきた感があります。
『ココナラ』を知らない人のために補足すると、フリマアプリ『メルカリ』のスキル版と思ってもらえば大丈夫です。売買されているスキルは動画制作や写真の撮り方レクチャーなど多岐に渡ります。
そんな人気の『ココナラ』ですが、出品・購入に関わらずトラブルが多いです。それこそ私の場合、5回に1回は何かしらのトラブルに巻き込まれる。
今回は『ココナラ』について
なぜトラブルが起きるのか?
それを防ぐ方法はあるのか?
購入者、出品者と両方のユーザーでもある私の考えを書いていきます。
◆ココナラのトラブルとは?
この記事を書こうと思ったきっかけを例に上げたい。
まさに今日の出来事だ。
1000円引きチケットの有効期限が近づいてきたので、何か使えるものがあればいいなと思って探していた。
チケット使用の条件が3000円以上なので、その範囲で探して見つけたのが『ブログ記事のライティング』だ。
少しデフォルメするが『様々な記事を品質重視で執筆 SEOに着目し、丁寧に品質重視!』
これが3000円だったので購入。
SEO対策をした記事を、何かしら書いてくれるんだなと思っていた。
サービス購入後のやり取りの途中、突然送られてきたメッセージがこちら。
まてまて~い!
それじゃ、3000円で販売していた商品は何なんですか?
一方的にキャンセルするんじゃなく、「3000円ならこんな内容になりますが、よろしいですか?」ぐらいは必要だと思うのだが。
そこで双方相違があれば、むしろこちらからキャンセルさせていただきますが、納得できない内容。
しかも、キャンセル後に評価まで送られてくる。
問題のある取引・・・
これを見た瞬間、怒りがこみあげてきて『低評価+長文』の評価を入力していたが無意味と思って『評価しない』という選択をしている。
こういう評価を下げられるというリスクもある。そういう意味でもココナラは何かとトラブルになりやすい。
◆トラブルが起こるメカニズム
こういったトラブルが起こりやすいメカニズムは必ずある。
先ほど、『メルカリ』のスキル版が『ココナラ』と表現したが、『メルカリ』でトラブルになったことはほとんどない。
それこそ500件ぐらいの取引をしているのだが、配送の遅れで商品の到着が遅いという内容ぐらいしかクレームをもらったことが無い。
では『メルカリ』と『ココナラ』いったい何が違うのか?
それは、商品があるかないかの違いだ。
『メルカリ』には販売する商品が、必ず実在する。
写真などで実物を確認し、そのものが手元に届くのがフリマアプリの仕組み。
それに対して『ココナラ』は現物がないのだ。
スキルを販売していることで、購入段階で成果物を確認することができない。
つまり、購入者と販売者で認識のずれが発生するのだ。
よほどタイトルや説明文に気を配らなければ、この認識のずれは解消することができない、難しい問題なのだ。
◆トラブルを防ぐたった一つの方法
先ほども書いたように、タイトルや説明文にすべてがかかっている。
タイトルは誇張し、価格設定を安くすれば、少しでも売れやすくなるであろう。
しかしここに問題がある。
タイトルの内容が販売価格でで実現されない。
説明文を読めば、実はオプションを払わないとまともな成果物が受け取れない。
あるいは説明不足で、購入者の期待値のほうが遥かに上回っているなど、様々なケースが考えられる。
一歩間違えれば詐欺のような内容だが、大抵は正式受注の段階でキャンセルになる。
それでも低評価という損害は出るのだが。
これを防ぐ方法は、たった一つしかない。
それも購入者も出品者も同じだ。
それは
サービス購入前にDMで相談する
これしかない。
特に新規サービスを購入する場合はやったほうがいい。
実はこれ、出品者側の説明欄にも記載している人も多い。
それだけサービス購入後のトラブルというのは多く、文章による説明だけでは成果物の内容を理解してもらえないということでもある。
ということで、ココナラでトラブルになりたくなければ
購入者は事前にDMで相談する
出品者はDMで相談してもらうように記載する
これしかありません。
どんなに丁寧な文章で説明しても、伝わらないことや誤解はあります。
評価の低下は、金額以上の損失になる場合もあります。
私も今回のことで学びましたので、今後は慎重に進めたいと思います。
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