マイホーム:引渡しから入居までは1週間以上あけること

マイホームが完成すれば、引っ越ししていよいよ入居ということですが、施主検査と引渡しがあります。入居後を気持ちよく過ごすためにも、この施主検査と引渡しは重要な工程となります。
今回は、施主検査と引渡しについて解説したいと思います。

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施主検査とは?

施主検査とは、引渡し前に施主自ら不具合が無いかを検査するもの。当然、施工会社立会いのもとですが。
概ね引渡しから2週間程度前に行われるもので、この段階では基本的に完成・引き渡しされる内容での検査となります。

当然、キッチンや照明などの器具類の設置はもちろん、通電や美装なども終わった状態となります。
施工会社としても、事前の社内検査や手直しを終えた状態で受けるものとなります。

つまり、
『完成したのでお引渡ししてもいいか、確認をお願いします。』
という目的の検査となっています。

その上で施主側としては、汚れや傷が無いかのチェックに始まり、設備や建具の動作に不具合が無いかを確認していきます。
ここで見つかった不具合については、お引渡しまでに手直しをするという流れです。

手直しには時間が必要ですので、施主検査~引き渡しまでは1~2週間は必要となります。
引渡し日に施主検査を兼ねるケースもあるかもしれませんが、入居後に手直し工事に入られてもこまります。必ず、施主検査~引き渡しまで期間があることを確認しましょう。

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引渡しとは?

引渡しとは、施工会社からお施主様へ完成した建物を引き渡すことです。
一般的には引渡しの日に、家の鍵を受け取ります。
この引き渡しまでは、家の管理は住宅会社にありますが、この日を境に施主に切り替わるのです。

火災保険も同じです。
引渡し日までに火事があった場合は、施工会社の火災保険で対処します。引渡し日以降は施主の責任となりますので、万が一のために火災保険の開始日を確認しておきましょう。

取り扱い説明

引渡し日に鍵を受け取るとともに、キッチンやお風呂などの取り扱い説明をしてくれるケースがあります。
新しいお家のお風呂の入れ方がわからなければ、入居後に困りますよね?
キッチンも同じで、設備一式の使い方は必ず確認しておきましょう。

引渡し日に引っ越しをしてはいけない

引っ越しの段取りは早めにすると思いますが、引渡し日に引っ越しをすることはおすすめしません。
引渡し日以降はお施主様の持ち物ですので、引っ越しの日程は自由です。
ですが、取り扱い説明を受けた際に、新たに不具合もあるかもしれません。新生活を具体的にイメージするので、必要なキッチンアイテムなどに気づくかもしれません。

引き渡しまではローン関係など、何かとバタバタします。
慌てて引っ越しせず、引渡し日は取り扱い説明に集中するとともに、新生活をイメージする日にした方がいいですね。

まとめ

マイホームは他の出来合いの商品と違い、購入時(引渡し)には何かと不具合がつきものです。
新居での新生活を気持ちよくスタートさせるためにも、入居までのスケジュールは必ず余裕を持たせてください。

【入居までのスケジュール案】
施主検査から引渡し
 ※約2週間:手直し期間を考慮
引渡しから引っ越し・入居
 ※1週間以上:実生活での不具合を検証するため

入居を伸ばすということは、アパート代もかかりますしローンもスタートします。
少しでも早いほうがいいですが、これからの長い生活を考えれば、急いでもいいことはありません。
落ち着いて新生活を迎えましょう。

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