スケッチアップは3Dを直接編集できるのが大きなポイント。
3Dのパースペクティブの世界に、直接モデルを作ることができます。
非常に直感的でわかりやすいのですが、注意するべきポイントもあります。
軸線の色を理解する
軸線は赤・緑・青の3色で構成されており、それぞれXYZ軸を表しています。
作図の際、それぞれの軸線方向を拾うと、線の色が変わります。
下の画像は、Z軸(青線)を拾っています。
軸線を意識しないととんでもないことになる
このXYZ軸を常に意識して作図することが、スケッチアップで正確なモデルを作るポイントでもあります。
初心者の方は、まずは試して慣れることが一番ですが、どんなことが起こるのか?試しにやってみましょう。
上の画像をご覧ください。
立方体ができています。
ところが、これは立方体ではありません。
どうなっているのか?
角度を変えて見てみましょう。
このように、全く立方体になっていません。
軸線を気にせず適当に作図してしまうと、一定の方向からは思い通りのモデルに見えても、実際には全く違う形になってしまいます。
これはスケッチアップの世界がパースの世界であり、見る角度によってモデルの見え方が変わってしまうという現象です。
直感的であるが故のスケッチアップの弱点とも言えます。
こうならないためにも、常に軸線の色を気にしながら作図ることが、スケッチアップの上達のコツとも言えます。
何度か失敗すれば、イヤでも慣れてきますが。
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